重量フック

ほとんどの重量フックにはバネ式の金具がついており、これを「外れ止め」または「バネ」・「バネ金具」と言います。この外れ止めは、重量フックに掛けた玉掛け用具を外れにくくするためのもので、安全面で重要な役割をしています。外れ止めが劣化してくると、開閉が悪くなり、本体と外れ止めに隙間が開くことがあります。日常点検を行い、必要があれば外れ止めの交換を行いましょう。


重量フック 外れ止め

外れ止めがないフックは使っても良い?


外れ止めがついていない重量フックも存在しています。
外れ止めの有無について、法による義務付けがないため、違法ではありませんが、安全性を重視して、外れ止め付の重量フックを推奨しています。

最近では、外れ止め付の重量フックを義務化している現場が増えています。現場の安全強化のため、現場の重量フックに外れ止めが付いているか?正常に機能しているか?確認してみてください。

※クレーンフックの場合、外れ止め金具は法で義務化されています。重量フックとは異なるので注意してください。


重量フック 外れ止めの義務

「外れ現象」について


「外れ現象」とは、重量フックに外れ止めが付いているにもかかわらず、重量フックから玉掛け用ワイヤロープが外れてしまう現象です。


(1)ワイヤロープ 外れ現象

(1)無負荷の状態でワイヤロープが立ち上がり、重量フックの先端を超え、外れ止めを押し上げはじめます。


(2)ワイヤロープ 外れ現象

(2)この状態のまま、重量フックを吊り上げようとすると、ワイヤロープが外れはじめます。


(3)ワイヤロープ 外れ現象

(3)ワイヤロープが外れます。


外れ現象を防止する重量フック


外れ現象を防止するため、2重外れ止めを装備したものや、外れ止め金具が横にズレない特殊な重量フックがあります。安全対策を強化したい場合に検討してください。


2重外れ止め付 重量フック

2重外れ止め


横ズレしない外れ止め 重量フック

横ズレしない外れ止め


玉姫

重量フックって取り外しが簡単で便利な玉掛け用具だけど、外れ止め金具がないと危ないわね。使い続けてると壊れやすい部品みたいだから、日常点検をきちんと行って安全に使えるように注意しようっと。


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