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スリングを両側へ引っ張る力のことです。

吊り角度が大きくなるとスリング(ワイヤロープ・繊維スリング・チェーンスリングなど)に掛る張力は増すことになります。


1本のストランドが芯綱の周りを1回転するまでの長さを、ロープピッチ(よりの長さ)といいます。6ストランドの場合、ロープ径の約6倍が1ピッチの長さになります。

「1ピッチ」を「1より」と呼ぶことがあります。



国家検定による「ロープ加工技能士」が加工したものを使用してください。

労働省の通達(平成12年2月24日付基発第96号の2)「玉掛け作業の安全に係るガイドラインの策定について」によると、玉掛用具は安全の確保に十分配慮した、適正なものを使用するようになっています。
更に、これらの規則に係る労働省労働基準局長の通達(昭和46年の基発第621号)では、玉掛索は、「アイスプライスの編み込みを行う場合には、十分な技能及び経験を有する者に行わせることが必要である。」とあり、このことは、同条の「解説」にも明示されています。この通達による、「十分な技能及び経験を有する者」とは、国家検定による「ロープ加工技能士」と解釈するのが妥当と考えられます。


角度がないストレート吊りで使用される場合、使用荷重は最大使用荷重と同じです。
吊り角度が発生する場合、ワイヤロープやスリングに掛かる張力は増加するので、使用荷重は下がります。目通し吊り(チョーク吊り)、バスケット吊りなどの吊り方も同様に使用荷重が下がるので注意してください。吊り方による使用荷重の計算方法は各使用荷重表でご確認下さい。


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