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4 本4 点吊りの荷を玉掛けワイヤロープで吊り上げる際、
4 本のワイヤロープに均等に張力がかからない場合が多いのです。
つまり、実質3 本のワイヤロープに負荷がかかっている事になるため、
安全を考えて3 本分で計算する必要があります。

荷を中心を正確に見極めて、
4 本のワイヤロープにかかる張力が均等になることが間違いなければ、
4 本分の安全荷重で問題ないのですが、なかなか難しいことです。
よって、”基本、4 本でも3 本分で計算”としているわけです。


「ゴーヘイ」とは、つり荷を巻上げの合図で使われます。
語源は「巻け」を意味するgoahead(ゴーアヘッド)から来ています。
逆に、巻下げは「スラー(スライ)」。語源は 「 下げ 」を意味するslack away (スラックアウエイ)やslacken(スラッケン) が変化したものといわれています。


玉掛け作業に関する法令では、その日の作業前に点検をするように義務付けられています。
【参考】
クレーン等安全規則(省)第220条 事業者は、クレーン、移動式クレーン又はデリツクの玉掛用具であるワイヤロープ、つりチエーン、繊維ロープ、繊維ベルト又はフツク、シヤツクル、リング等の金具(以下この条において「ワイヤロープ等」という。)を用いて玉掛けの作業を行なうときは、その日の作業を開始する前に当該ワイヤロープ等の異常の有無について点検を行なわなければならない。 2 事業者は、前項の点検を行なつた場合において、異常を認めたときは、直ちに補修しなければならない。


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